釧路湿原を展望台から
北海道釧路市の観光スポットといえば、釧路湿原国立公園です。日本初のラムサール条約登録地です。
釧路市の北部から釧路町、鶴居村、標茶町にまたがる日本最大の湿原です。湿原内にはエゾシカ・リス・オジロワシ・タンチョウやヤチボウズなどの貴重な野生動植物が生息しています。
釧路市湿原展望台を拠点に観光するのがオススメです。
また、釧路川をカヌーで下るツアーもあります。
2010.07.31 釧路湿原を展望台から
釧路市内から自動車で移動しました。移動中は湿原が周りにあることをまったく感じませんでした。
駐車場は十分なスペースがあり、ゆったりと車を停めることができます。
釧路湿原
観光で釧路湿原を見る場合は、釧路市湿原展望台コースが良いようです。
釧路市湿原展望台からの眺め
展望台から釧路湿原を眺めるためには、入館料を支払い、入館する必要があります。
展望台からの写真では、原生林の緑が見えるだけになってしまいました。もっと晴れていれば、もう少し良い景色が撮影できたかもしれません。
なお、施設内では「水の大地」釧路湿原を再現したジオラマ、過去に釧路湿原で捕獲された最大サイズのイトウを再現した木彫、ヤチボウズなどを見ることが出来ます。
遊歩道
遊歩道を使うと、最も展望が開けるサテライト展望台まで行くことができます。遊歩道は無料で行くことができます。
北側のルートと南側のルートがあります。北側のルートはバリアフリーになっていて、とても歩きやすいです。
サテライト展望台からの帰りは、南側ルートを歩いたのですが、起伏が激しく、足が筋肉痛になるほど険しいので、南側ルートはオススメできません。
遊歩道の北側ルートを行って、北側ルートを戻ることをおすすめします。
サテライト展望台
ヒグマに注意しながら北側遊歩道を20分ほど歩くと、サテライト展望台へ到着します。かなり見通しが良く開けているので、写真撮影にも絶好の場所です。
このポイントが無料なので、最初からこちらの北斗展望台のみでも楽しめると思います。
霧がかかっていて釧路湿原を満喫するところまでは行きませんでした。もっと霧が晴れて、天気が良い日に行くのがよさそうです。
ただ、見える景色の広大さには圧倒されます。それだけでも、歩いて行った甲斐がありましたね。
釧路湿原を眺めてみての感想
景色を楽しむ際には、やはり晴れている日が良さそうです。霧がかかっていると魅力が半減してしまいますね。
有料の施設を使わずに、最初からサテライト展望台へ行くのが良さそうです。ただし、南側ルートの遊歩道は使わないように注意してください。
また、エコツアーという旅行形態があるようです。エコツアーは、訪れる地域の自然環境を壊すことなく、その土地特有の自然・文化などの資源を持続させることを意図として、地域が運営するものです。
北海道在来種のドサンコ馬を活用したホーストレッキングや釧路川でのカヌーによる自然観察、冬期間には雪原での歩くスキーなど様々なプログラムが地域の人々や団体により行われているようです。
機会があれば、エコツアーに参加してみたいですね。
観光情報
- 所在地:北海道釧路市北斗6-11
- 電話:0154-56-2424
- 開館時間:8:00~18:00(5月~10月) 9:00~17:00(11月~4月)
- 休館日:年末年始
- 入場料:460円(大人)
- ホームページ:釧路市湿原展望台